【2023年11月1日開催】5回地中熱セミナー(第128回広大ACEセミナー)を開催します。

地中熱セミナーは、広島大学エネルギー超高度利用研究拠点(HU-ACE)の主催で開催するものです。

カーボンニュートラルへの需要側の取り組みとして地中熱利用の推進に関する基本的な考え方から最先端の情報までをカバーして、議論を深めていくことを目的としています。

第5回は、日鉄エンジニアリング株式会社 都市インフラセンター シニアマネジャー、博士(工学) 中村 靖様にご講演を頂きます。

中村様は、長年にわたり、日本各地で地中熱ヒートポンプの導入を手がけてこられました。特に、建物基礎杭を活用した高性能地中熱交換器の開発や、温暖地の業務用建物で主流である個別分散空調に対応したシステム開発等を通し、実務・研究の両面で日本の地中熱利用の発展に尽力されてきました。本セミナーでは、これまでの実施例をご紹介いただくとともに、技術開発の内容や設計・施工上の工夫点、省エネルギー効果など、今後のさらなる普及につながる知見をお話しいただきます。

以下の日程で開催しますので、是非ご参集下さい。

 

日時 2023年11月1日(水)16:20~17:50
会場 オンライン
参加費 無料

<プログラム>
挨拶 広島大学大学院先進理工系科学研究科  教授 松村 幸彦

解説 広島大学大学院先進理工系科学研究科  准教授 金田一 清香

 

講演  日鉄エンジニアリング株式会社
都市インフラセクター 建築本部 設計技術部 建築設備室 中村 靖

「日鉄エンジニアリングにおける地中熱利用システム実施事例のご紹介 ― 基礎杭利用から個別空調対応まで ―」

製鉄会社のエンジニアリング部門であった当社は自社製品である鋼管杭拡販のための有効活用を目的として基礎杭利用を中心とした地中熱利用に着手しました。その後、分社独立により杭利用に捕われず、冷却塔併用のハイブリッド化、熱源水流量の少水量化など、主に自らの事業フィールドである温暖地において地中熱利用の導入ハードルを下げる技術を開発し、実用化してきました。今回はこれらの開発内容と実施例についてご紹介します。

 

司会 広島大学大学院先進理工系科学研究科  准教授 金田一 清香

 

【参加希望の方へ】

メールに、以下4項目(1-3は必須)を転記の上、件名に「地中熱セミナー参加希望」と記載の上、bprc@hiroshima-u.ac.jpまで、ご送付ください。

1.参加希望セミナー:11月1日開催、第5回地中熱セミナー
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