皆様、広島大学バイオマスプロジェクト研究センターの活動に関していつもお世話になっています。ご存じの通り、私どもは原則として広島大学で月に1回イブニングセミナーを開催しています。
広島大学という立地の事情もあって、なかなか遠方の方に来ていただいてご講演いただくこともできなかったのですが、このたびの新型コロナウィルス対応で、ネット会議環境が整ってきました。特に、Zoom 利用者の増加により、遠隔会議を容易に開催することが可能になってきています。
私どもは、この機会を生かして、これまでご講演をお願いできなかったバイオマスを代表する先生方にお話を伺い、ディスカッションを行う機会を設けたいと考えました。ただし、資料の事前郵送や、講演いただく先生への謝金などを考慮して、従来とは異なり、参加費をいただいた形で、事前登録者に限って開催します。通常の無料のバイオマスイブニングセミナーの何回かをプレミアムセミナーとし、その頻度は3ヶ月~半年に1回程度を想定しています。今回、第9回を2023年3月13日に企画しました。
第9回はAgro Ludens株式会社の代表取締役である佐賀清崇様にご講演を頂きます。佐賀様はセルロースを原料とする第2世代バイオエタノールの研究に従事してこられ、世界の第2世代バイオエタノールの状況を誰よりも把握しておられます。今回のセミナーでは、有望視されているエタノール経由のSAF製造の現状についても紹介いただきます。
以下の通りに開催します。是非ご参加いただければ幸いです。ディスカッションの時間も長めに取っています。意見交換の場としてもご活用ください。
日時:2023年3月13日(月) 16:30-18:00
場所:ZOOM オンライン(参加登録者に直接ご連絡させていただきます。)
主催:広島大学バイオマスプロジェクト研究センター
共同主催:中国地域バイオマス利用研究会、広島大学エネルギー超高度利用研究拠点
参加費:3000円(中国地域バイオマス利用研究会メンバーは無料)
[プログラム]
司会・解説:広島大学バイオマスプロジェクト研究センター長 松村幸彦
16:30-16:35 解説
16:35-17:20 講演:
Agro Ludens株式会社 代表取締役 佐賀清崇
「第2世代バイオエタノールSAFの現状と展望」
国際民間航空機関(ICAO)による国際民間航空のためのカーボン・オフセット及び削減スキーム(CORSIA:Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation)が2027年より義務化されます。これを受け全世界で持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)の製造が活発化しています。今回のセミナーでは、有望視されているエタノール経由のSAF製造の現状について紹介します。
17:20-18:00 ディスカッション
参加申し込みは以下からお願いします。なお、資料は講演者の著作権保護を含めた拡散防止のために事前郵送とさせて頂きます。ご了承ください。参加費取り扱いはエネルギー高度利用研究会に委託しています。領収書は予稿原稿とともに発送します。
http://i-aeu.sakura.ne.jp/230313premium/reg.html
[連絡先]
〒739-8527広島県東広島市鏡山1-4-1
広島大学大学院先進理工系科学研究科 工学部A3棟事務室気付
広島大学バイオマスプロジェクト研究センター
中国地域バイオマス利用研究会
TEL・FAX:082-424-5762
Mail: bprc@hiroshima-u.ac.jp
2023年3月3日までに参加申込みと支払いをお願いします。