エネルギー貯蔵セミナーは、広島大学エネルギー超高度利用研究拠点(HU-ACE)の主催で、公益社団法人化学工学会エネルギー部会の共催により開催するものです。
これからの脱炭素社会を考えて行く上で重要なエネルギー貯蔵についての関連情報を提供、共有し議論を深めていくことを目的としています。
第3回は、神⼾⼤学⼤学院⼯学研究科・教授 鈴⽊ 洋 様にご講演を頂きます。
鈴木様は、機械工学、化学工学の分野で卓越した学問的・職業的キャリアを持ち、特に伝熱、レオロジー、応用化学を専門としておられます。京都大学で博士号を取得後、広島大学を含む日本の主要な大学で研究を続けられ、2021年まで神戸大学教授を務められました。受賞も多く、日本潜熱工学会会長、日本伝熱学会副会長などの要職を務めるなど、学界へも大きく貢献して来られました。今回は、これまでのご研究から、興味深い挙動を示す硬殻マイクロカプセル化蓄熱材のお話をいただきます。
以下の日程で開催しますので、是非ご参集下さい。
■日時 2025年1月14日(火)16:30~18:00
■会場 オンライン
■参加費 無料
■プログラム
挨拶 広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 松村 幸彦
解説 広島大学大学院先進理工系科学研究科 助教 張孟莉
講演 神⼾⼤学⼤学院⼯学研究科・教授 鈴⽊ 洋
「硬殻マイクロカプセル化蓄熱材によるカーボンニュートラル社会の実現」
潜熱蓄熱材を硬殻マイクロカプセル内に内包すると、従来潜熱蓄熱材の最⼤の問題点であった過冷却現象が解消する現象が、いくつかの蓄熱材において確認されています。また化学
蓄熱材を、ナノ孔を有する硬殻マイクロカプセルに内包すると、⾼出⼒化が⽣ずることが確
認されています。本講では、これらの硬殻マイクロカプセル化蓄熱材を⽤いた、⾼度熱利⽤法の確立とカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みに関して概説します。
司会 広島大学大学院先進理工系科学研究科 助教 張孟莉
【参加希望の方へ】
メールに、以下4項目(1-3は必須)を転記の上、件名に「エネルギー貯蔵セミナー参加希望」と記載の上、bprc@hiroshima-u.ac.jpまで、ご送付ください。
1.参加希望セミナー:1月14日開催、第3回エネルギー貯蔵セミナー
2.お名前:
3.メールアドレス:
4.メッセージ:
【お問合せ先】
広島大学大学院先進理工系科学研究科
エネルギー超高度利用研究拠点
TEL : 082-424-5762
FAX: 082-422-7193
Email : bprc * hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)