西田前拠点リーダー
広島大学エネルギー超高度利用研究拠点(HU-ACE)前代表
西田 恵哉(大学院先進理工系科学研究科 教授)
「広島大学エネルギー超高度利用研究拠点」が2016年10月に設立され,活動を開始しました.主として輸送分野におけるエネルギー・燃料の創製・貯蔵・利用の「超高度」技術の開発研究,またこの分野を支える次世代研究者の教育を推進します.
これまでエネルギー・燃料というキーワードで括られた部局間連携は限られたものでした.この度,拠点副代表の松村幸彦教授のご努力により,工学,先端物質科学,総合科学,国際協力研究科および先進機能物質研究センターで世界レベルの研究を行う23人の教員・研究員が連携して活動する枠組みが作られたわけです.
私が専門とするエンジン燃焼ではバイオ燃料の利用促進が求められていますが,近くの部局でバイオ燃料の先端研究を行う教員がおられるのを知りました.幅広い教員・研究者が在籍する総合大学の強みを生かした,エネルギー超高度利用の研究を進めます.