【2024年2月14日開催】第6回地中熱セミナー(第132回広大ACEセミナー)を開催します。

■第6回地中熱セミナー(第132回広大ACEセミナー) のご案内

 

地中熱セミナーは、広島大学エネルギー超高度利用研究拠点(HU-ACE)の主催で開催するものです。

カーボンニュートラルへの需要側の取り組みとして地中熱利用の推進に関する基本的な考え方から最先端の情報までをカバーして、議論を深めていくことを目的としています。

第6回は、名古屋大学 施設・環境計画推進室 特任教授 田中英紀 様と、鹿島建設株式会社 技術研究所 塩谷正樹 様にご講演を頂きます。

現在、田中様と塩谷様はNEDOプロジェクトにおいて、地中熱や大気熱、太陽熱などの再生可能エネルギー熱(再エネ熱)を最適活用するための熱源水ループによる新たなヒートポンプシステムの実証研究に取り組んでおられます。また、田中様は長年名古屋大学のキャンパス計画に従事され、現在は日本建築学会 環境工学委員会の建築設備運営委員会主査を務めておられます。塩谷様におかれましても、学会活動に加え、建築物における多種多様な省エネ技術の研究開発に取り組んでこられました。本セミナーでは、おふたりから、NEDOプロジェクトの実施状況をお話いただくとともに、建築設備や省エネ技術の専門家の立場から、今後の地中熱のさらなる発展につながる情報をご提供いただきます。

以下の日程で開催しますので、是非ご参集下さい。

 

日時 2024年2月14日(水)16:20~17:50
会場 オンライン
参加費 無料

《プログラム》
挨拶 広島大学大学院先進理工系科学研究科  教授 松村 幸彦

解説 広島大学大学院先進理工系科学研究科  准教授 金田一 清香

 

講演  名古屋大学 施設・環境計画推進室 教授 田中 英紀
鹿島建設株式会社 技術研究所 塩谷 正樹

「SSHPを用いたループ式地中熱ヒートポンプシステムの実証評価」

熱源水ループを用いた水熱源ヒートポンプ(エアコンおよび給湯器)システムの概要と実証運転結果およびエネルギー性能評価の結果を紹介します。システムでは、熱源水ループの温度を維持するために、地中熱交換器(ボアホール)と天空熱源ヒートポンプ(SSHP)が利用されます。SSHPは大気熱および太陽熱の直接投入ならびにヒートポンプ運転が選択可能で、再生エネルギー熱を積極的に活用するシステムとして考案されたものです。

 

司会 広島大学大学院先進理工系科学研究科  准教授 金田一 清香

 

【参加希望の方へ】

メールに、以下4項目(1-3は必須)を転記の上、件名に「地中熱セミナー参加希望」と記載の上、bprc@hiroshima-u.ac.jpまで、ご送付ください。

1.参加希望セミナー:2月14日開催、第6回地中熱セミナー
2.お名前:
3.メールアドレス:
4.メッセージ: